2015年12月21日月曜日

信じた道を進み続けるということ

今日は高校時代の友人と会ってきました。
彼女は『好きを仕事にしている先輩』でもあります。
町田でフラメンコスタジオを運営されているのですが、そのスタジオもオープンから丸3年を迎えられました。
先日、彼女のお教室の第1回目の発表会が開催されて、拝見させていただいた感想をお伝えしたかったのと、彼女の城であるスタジオを見学させていただきたくて、お時間を作っていただき、2年ぶりにゆっくり会う事ができました。

発表会は実に素晴らしくて、私は客席から始終泣き通しでした。生徒さんの情熱がズンズン伝わって、この舞台に臨むまでのご努力がどれ程のものだったのかと思うと涙がこぼれて止まりませんでした。
小さな子供達がステージに上がったとき、その踊りを見守る彼女(先生)の眼差しも実に優しくて、包み込まれるような愛情にこちらがほのぼのとさせられるような場面が何回もありました。
大人の生徒さんも、子供の生徒さんも、彼女を信頼し、尊敬し、そして踊り手として憧れを抱き、
日々レッスンを積んでいるんだろうなと思いました。
一丸となって作り上げたそのステージは本当に素晴らしいものでした。
彼女がフラメンコを踊るところを見たのはもう10年くらい前になるかもしれません。
メッセージ性のあるフラメンコに魅了され、彼女の踊る姿に吸い込まれるような感情を抱いたのをはっきり記憶しています。
当時から上手だな~と素人ながらに感じていましたが、今回、久しぶりに彼女のフラメンコを拝見して、本当に息が止まるくらいの感動を受けてしまいました。
長い間フラメンコに情熱をそそぎ、生活のすべて、人生のすべてをここにかけるその想いは、ステージに立つ彼女から溢れ出ていて、技能的な進化はもちろんのこと、圧倒的な存在感にプロを見ました。

見学させていただいた彼女のスタジオもとても温かで居心地が良く、まるで彼女そのものを表しているかの様でした。
沢山の生徒さんに囲まれて、楽しくレッスンしている様子を想像するに難くない、まるで今にもステップの音が聞こえてくるようなスタジオからの呼吸を感じました。

信じた道を真っすぐに進み続ける事はそうたやすいことではありません。
でも、揺るぎない気持ちとそこにかける情熱があれば、きっと自ずと進むべき道は照らされ、
迷いながらも先へ先へと着実に歩んでいける気がしています。

彼女の後押しがあって、私も書塾を開き、こうして彼女と同じ目線で経営の事や人に何かを教えて行くことについて深く語り合ったり出来るのは本当に幸せな事です。


今日はお忙しい中、会う時間を作ってくれて本当にありがとう。
素敵なお店で美味しいお料理、至福のひと時でした。
きっとあなたの事だから、私が改札に入って角を曲がって見えなくなるまで見送ってくれていたこと思います。
でも何だかちょっぴり恥ずかしくて、最後に後ろを振り返って手を振ることが出来なかった事がとても悔やまれてしまったけど、またゆっくり会いましょうね!


フラメンコスタジオ『Levante』

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