2016年5月31日火曜日

筆耕依頼が続いています

先日、地元の企業様から賞状全文筆耕の依頼をいただきました。
以前、会社の移転案内状も書かせていただいたお客様です。
今回は社長賞と功労賞の賞状をお願いしたいとの事でした。
筆耕のご依頼をいただいて毎回思うことは、デジタルな時代でも手書きは求められているという事。パソコンソフトで毛筆書体なんていくらでも存在していますし、賞状レイアウトも簡単に印刷出来てしまう時代です。自社のプリンターでサッと印刷してしまえばいとも簡単に賞状が出来上がってしまう訳ですが、それでもお金と時間をかけて手書きを求めて下さるということは、大変有難い事と思います。
ご担当者様いわく、やっぱり印刷と手書きでは全く質感が違うし、一文字一文字丁寧に書かれた賞状程、もらって嬉しいものは無いと。
この仕事をするものにとってこんなに嬉しい言葉はありません。
表彰式も無事に行われた旨、ご連絡をいただいて、ほっとしております。

今回、私の会社のお手伝いをしてくださっている筆耕士さんに仕事をお任せしましたが、彼女の端整な書きぶりはお客様からも大絶賛でした。筆耕士として常に腕を磨き、努力を惜しまない彼女は、私の憧れでもあります。
筆耕の仕事はなかなか一人ではこなしきれません。信頼できる筆耕士の存在こそ、この仕事を盛り上げていける要素と思っております。
ご依頼の段階で、筆耕士の指名はできませんが、当社にお任せ頂きましたら、責任をもって筆耕させていただきます。
筆耕に関してのお問い合わせは➡こちらからどうぞ!


さて、今日もこれから企業様と打ち合わせです。
賞状の版下作成と部分筆耕のご依頼を頂きました。

では、行ってきます!

2016年5月30日月曜日

美文字セミナー

今日は小田急相模原のセミナールームで美文字セミナーを開催しました。
月に1回ではありますが、昨年からコンスタントに開催しています。

単発のセミナーなんですが、継続受講してくださっている生徒さんがいます。
お仕事柄、熨斗紙等を書く機会が多いとの事。
お仕事を終えてからお越しになるので、お疲れの所、大変かと思いますが、お休みすることなくいらっしゃいます。
私も長い間、会社勤めの傍ら書のお稽古を続けてきましたので、仕事を終えたあとに授業に向かう事の大変さは良くわかります。
『仕事に役立てたい』という彼女の明確な目標がしっかりとお稽古に向かわせているのかなと思うと、やはり習い事には、“目指す場所を決める”という事が大事かなと改めて思いました。
趣味を極めるんだ!という事でも良いと思います。
没頭して上達して初めて習った甲斐があるといえるものですから、ご自分なりの目標を掲げられると良いですね☆

美文字セミナーにご興味のある方は➡こちらからお問い合わせください(^^

2016年5月28日土曜日

書の道に終わりは無い

今日は近隣小学校2校の運動会。雨も上がって、良かったです。
5年生の龍之介くんが、『先生、今年も見に来る~???』と誘ってくれたのですが、
ちょうど自分のお稽古日と重なってしまったので、運動会は断念せざるを得ませんでした。
ごめんね~(><)

お稽古とは、月に1回、賞状の学校に行っています。
筆耕の仕事をしていく上でもっと賞状書きのレベルを上げて行きたかったので、レイアウト強化を図る目的で通学するようになりました。
所属している団体とは別のところではありますが、師匠の懐の大きさに甘えさせていただいて、
こちらでも勉強を重ねることが出来ているのです。

書の団体は数えきれない程存在しているので書風も様々です。
展覧会の色も、もちろんレベル的にも異なりますが、自分の団体と違ったものを目にするのは自分を客観視するのに必要な事!と師匠はよくおっしゃいます。

色々な場所で色々な字を目にしていますが、やはり私は師匠の字が一番好きで、そこを目指して日々精進を重ねている訳ですが、それでも師匠に追いつける事は一生無いでしょう。
だって、師匠もいまだにお稽古を続けているから。
先生になったあとはお稽古お終い!では無いんですね。
もう一生勉強なのです・・・。
尊敬すべき師匠の背中を見て、ひたすら追いかけて少しでも近くに、そんな気持ちで書と向き合っています。
辛くはありません。とても楽しい日々です(^^

師匠とプライべートでお出かけすることもしばしば。
かけがえのない時間です。
写真は先日師匠に連れて行ってもらったデザートバー☆
びっくりするほど美味しかったです!



2016年5月21日土曜日

最後の授業

5月いっぱいで、周くん(小4)と和くん(小3)が退会することに・・・。
塾のムードメーカーともいえる生徒さんでした。

他の習い事との調整が難しくなってしまったとの事。
書道も着々と上達してきている最中だったので、本当に残念です。
でも負担を抱えながら続けていくのはもっと大変な事ですので、思い切って何かを切り捨てるという事も必要な事かもしれません。

とにかく楽しく明るくいつも笑顔の兄弟でした。
開塾前から通ってくれて、うちの父母とも好意的に接してくれて、本当に色々と楽しませてもらいました。
楽しい時間を共有させていただいたこと、感謝しています。

彼らから最後にお手紙をいただきました。
お母様からもお菓子をいただきありがとうございました。
大切な宝物です。めぐさん、わたさん、ありがとう!
水泳と空手、頑張ってね!
応援しています(^^






















2016年5月17日火曜日

写真版【陽和ちゃん編】

2月号写真版
5月号写真版
昨年12月号から、3回目の写真版です。
あまりに陽和ちゃんが常連なので、他の生徒さんからは憧れの的に☆

高学年男子からは、
『ね~、先生~、陽和ってどんな子???真面目???』と良く聞かれます(笑)
何度も写真版に輝く陽和ちゃんが、いったいどんなお稽古をしているのか興味があるみたいですね(笑)

陽和ちゃんは、とことん追及型で、とにかく手本そっくりに何度も何度も練習を重ねます。
上手く書けない自分に時々イラっとしている姿がまた愛らしくて、その向上心には頭が下がります。

陽和ちゃんは、とにかく金賞、とにかく写真版!と常に一番高いところに目標を定めます。
達成しなかったときには思いきり悔しがり、達成したときには大いに喜ぶ。
そういうやり方で、自身のやる気を引き出しているのです。
それでOKですよ(^^
陽和ちゃんなりの方法でこれからも良い字を追及していって欲しいです。
でもたまには不真面目になっても良いんだよ~(^^


私は生徒全員に写真版を目指しましょう!という事は言っていません。
〇○ちゃんのように!なんていう比較指導はしたくないですし、
そもそも書は自分との闘いだから。

ただ、写真版に載るお友達が憧れとなり、私も、僕も頑張ろう!と自ら思う分には、
そんな好影響は無いと思っています。
志が高い子が増えると自然と周りのレベルが上がってくるというのはこういう事なのかもしれませんね。
たがか、書のお稽古かもしれませんが、やり続けた先にはきっと嬉しい何かが待っていると思います。


陽和ちゃん、3度目の写真版おめでとう!
これからも頑張って行きましょうね(^^

写真版【奏音ちゃん編】

5月号写真版























入塾当初から写真版を目指して頑張ってきた奏音ちゃん。
ついに5月号で写真版になりました!

ここに載りたい!と最初の授業で言っていたのを思い出します(^^
奏音ちゃんはとても勉強熱心で、漢字をとことん学んでいます。
2月に行われた漢字検定では8級に合格されました!

特に塾としては、漢検を推奨している訳ではなかったけれど、
奏音ちゃんの挑戦している姿をみて、他の生徒さんにも漢字検定を薦める事にしました。
目標をもってそれに向かって頑張る姿勢は立派です。
大人でもなかなか容易い事ではないと思います。

なので、目指していた写真版に掲載されるまでに上達したという事は
とても素晴らしいと思いますし、それを自信につなげてこれからも頑張って欲しいと思います。

奏音ちゃん、学校でもしっかり書写の授業を受けているご様子(^^
学校で書いた作品を持ってきてくれました↓
丁寧に書けていますね(^^














美幸ちゃんが言う写真版が全てではない!という意見も然り。
また奏音ちゃんの様に目標を定めて結果を追求する方法も然り。

自分に合ったやり方で、目指すところに向かっていくのが一番ですよ。
奏音ちゃん、書道のお稽古も漢字検定もさらに上を目指して頑張って行きましょうね!

写真版【美幸ちゃん編】

4月号写真版























前回金賞に輝くも写真版を逃してしまった美幸ちゃん。
4月号でついに写真版になりました!

写真版になったことを伝えると、淡々と結果を受け止めるクールビューティーな女の子です。
自分のお稽古は然ることながら、お友達の面倒もみてくれる彼女は、助っ人先生でもあります(^^

はい、筆立てて!とか、払って~とか、止めて~とか、お友達に指導している姿をみていると、
いつも私が生徒さん達に注意している事をきちんと聞いてくれているんだなと、思わずほっこり。
美幸先生はホント頼りになります(笑)

彼女が印象深いことをポツリと。
『別に写真版とかはどうでも良い・・・』

真意はどこにあるのかわからないけれど、真面目にお稽古を積んでいる彼女の事だから、
きっと、結果にとらわれるよりも日ごろの練習が大事!という事が言いたかったのかな?と
私なりに解釈してみました(^^

クールな彼女を他所に、お母様は大変喜ばれていましたけれどね(^^
そんな光景もまたほのぼのでした。

美幸ちゃん自身が納得のいくお稽古の仕方で良いと思っています。
写真版だけを目指している訳ではないという彼女の芯の強さみたいなものを感じて
とても頼もしく思えました。

これからもお稽古頑張りましょうね(^^