2016年12月18日日曜日

コツコツの先に見えるもの

昨日のお稽古で、3年生の陽和ちゃんから学校で始めて大筆(書初め)の練習をしたという報告をいただきました。
どうだった?と聞くと、満足気なご様子(^^
みんなのお手本にされたそうで、あまりに上手なので、怖ーいと言われたそうです(笑)

それもそのはず、お教室でも何度も大きな作品は書いているし、普段から真面目にお稽古に取り組んでいるので、積み重ねが活かされているのでしょう。

そんな報告を聞いて、とても嬉しかったのが、コツコツ積み上げてきたことが自信に繋がってきているという事。
書道は直ぐには上達しないので、書けない書けないを繰り返し、ちょっとは上手く行ったかな?という微かな手ごたえを励みに取り組んでいくしかないんです。
書けない苛立ちなど、モヤモヤした感情は子供なら尚更のこと。
それでもひたすら続けてきた先に、こうした自信が生まれるという事は、継続してこそ掴めるものがあるんですね。

どんな習い事でもそうですが、やはり続けるという事が大切だと思います。
大きな進歩がなくても、必ず前進しているので、諦めない気持ちこそが大きな花を咲かせる種となるはずです。

子供達には努力の先にある景色をみて欲しいと願っています。
たかが書のお稽古かもしれませんが、やがて大きな財産となるのは間違いありません・・・。

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